APRA関東地区主催で信州松本にて感動経営研修を行いました。
歴史文化の街、音楽の街で有意義な研修で、多くの気付きを得ることが出来ました。
貴祥庵の支配人 植田耕司氏からは、「素直力と実行力」、松本市長 菅谷昭氏からは、「トップとしての心構えと経営戦略」、松本城管理事務所 所長 小穴定利氏からは「トップの戦略に基づいた現場リーダーの戦術」を学びました。市政経営も民間企業経営もトップの理念・哲学と経営戦略、そして熱い想いが最も大事なファクターであることがよく理解できました。


   
 
1.感動旅館「貴祥庵」の植田支配人から学ぶリーダーの気付きと本気のレクチャー
2.菅谷市長の「使命感・人生観」を通した市政経営学<講話>と交流懇親会
3.翌日から実践できる自社への置き換え研修
     
 
 
日付
スケジュール
2009年
4月15日
(水)

■13:00〜16:00  / リーダー感動研修
  ・13:00〜13:15 / オリエンテーション(三浦)
  ・13:15〜14:15 / 「現場リーダーの気付きと本気」事例発表 貴祥庵 支配人 植田耕司 氏
  ・14:15〜14:30 / 休憩
  ・14:30〜16:00 / 「リーダーの勘違いが感動企業を生み出す〜勘違いも2年続ければ
                             真実に、10年続ければ伝説になる〜」   臥龍
■16:00〜16:30  / タクシーにて移動
■16:30〜17:00  / 貴祥庵館内見学
■17:00〜18:00  / チェックイン&各自入浴
■18:00〜20:30  / 菅谷昭市長の講話&懇親会
  ・18:00〜18:45 / 「医療者が目指す松本市政経営」 松本市長 菅谷昭 氏
  ・18:45〜20:30 / 菅谷市長を囲んで懇親夕食会
■20:30〜      / 宿泊

4月16日
(木)

■08:00〜       / 朝食
■09:00         / チェックアウト&出発
■09:00〜09:20   / 移動
■09:30〜10:40   / 小穴所長ナビゲートによる松本城見学 (松本城の歴史を知る)
■10:40〜12:00   / 現場リーダーの実践事例発表「街創りの経営方針」
              松本城管理事務所 所長 小穴定利 氏
■12:00〜13:30   / 信州蕎麦の昼食
■13:30〜15:00   / まとめ研修(同心小路 喫茶店)
              @自社への置き換え実習
              A実習の発表と相互アドバイス
              B臥龍コメント
■15:00        / 現地解散
     


 

リーダー感動研修T
貴祥庵 → http://www.kishoan.net/

講話:「現場リーダーの気付きと本気」事例発表
貴祥庵 支配人 植田耕司 氏


    貴祥庵 支配人 植田耕司 氏

リーダー感動研修U
臥龍こと角田識之氏 → http://www.e-garyu.com/

講話:「リーダーの勘違いが感動企業を生み出す〜勘違いも2年続ければ真実に、10年続ければ伝説になる〜」
     臥龍こと角田識之氏


臥龍こと角田識之氏


リーダー感動研修

貴祥庵館内見学
貴祥庵 → http://www.kishoan.net/


チェックイン時の抹茶サービス


チェックイン時のシャンパンサービス


貴祥庵の館内見学


ロビーの天井


高級感あるこだわりの内装

菅谷昭市長の講話&懇親会

菅谷昭市長 → http://www.sugenoya.com/
講話:「医療者が目指す松本市政経営」 松本市長 菅谷昭 氏


菅谷昭市長の講話


菅谷昭市長を囲んでの懇親会

4月16日(木)
見学 小穴所長ナビゲートによる松本城見学(松本城の歴史を知る)
松本城 → http://www.city.matsumoto.nagano.jp/kanko/siro/annai/siroannai/


小穴定利 氏によるレクチャー


記念写真


取り組み事例


おもてなしの記念写真

現場リーダーの実践事例発表
詳細 「街創りの経営方針」
松本城管理事務所 所長 小穴定利 氏


国宝松本城内の研修会場


国宝松本城内の研修会場


研修風景


小穴定利氏のお母様手作り
心のこもったおもてなしに感動です


小穴定利 氏


置き換え研修会場:同心小路
http://www.mapbinder.com/Map/Japan/Nagano/Matsumoto/Doshin/Doshin.html

     
  【感動経営のマジック】090415「ぶれない」ことがリーダーの仕事
●「感動の街・松本/ベンチマーキングツアー」

ご参加の皆さまの満足度は、明らかに「感動レベル」でした。
植田支配人の臥龍のメール内容から気付きを重ね、旅館業が「天職」となっていった
道のり披露は、ご本人の弁である「旅館改革の前に自分改革」、そのものでした。

「○○改革の前に自分改革」、これは全ての方に当てはまることではないでしょうか?

■「ぶれない」ことがリーダーの仕事
菅谷市長も、53歳のときに(大学病院を辞め、5年半のベラルーシでの医療支援に
入るということで)「自分改革」をされ、その「人生リセット」が、思わぬ行政への
道を開きました。

「松本市政講話」の中から印象に残ったキーワードは以下の通りです。

○「いいまち」とは
生きていることの幸せを感じさせる雰囲気が漂うまち

○トップは戦略を語れ、リーダーはそれを戦術に移せ

○人々の願いは「健康・幸福・平和」
 新たな都市モデル「健康寿命延伸都市・松本」

○リーダーが一番心がけることは「ぶれない」こと
 ぶれなければ「信頼」が生まれる

○賢く年を取れば「変容」する
 恩師である日野原先生曰く「潜在能力を知らないで死んでいく人が多い」
「変容」するとは、自らの「潜在能力」との出会い、その感動そのものである


【感動経営のマジック】090416「おもてなしの心」
【一言集約】
『国宝・松本城は、松本の玄関ともいえます。その玄関口でいただいた
“温かいおもてなしの心”に、参加者一同ジーンと来た、感動の一日でした。』

●一番いい潜在能力の開発方法

「感動の街・松本/ベンチマーキングツアー」で、菅谷昭市長にお話をいただきました。

その中で、『賢く年を取れば「変容」する。恩師である日野原先生曰く「潜在能力を知らないで死んでいく人が多い」。
「変容」するとは、自らの「潜在能力」との出会い、その感動そのものである』というお言葉がありました。

「潜在能力を開発するには、どうしたらいいでしょうか?」


「高い目標に挑戦し続けることで、自ずと潜在意識が発揮される。」

潜在能力は、「開発する」のではなく、 (高い目標に挑戦し続けることにより)「開発される」のです。

「自分は、今、高い目標に挑戦しているか?単に、忙しくしているだけではないか?」
そうなのです。
「忙しい」ということと「高い目標への挑戦」は必ずしも一致しないのです。


「スーパー公務員」からの講話

「感動の街・松本/ベンチマーキングツアー」の二日目(16日)は、
松本城管理事務所の小穴所長のご案内による松本城見学と講話でした。

講話内容は、自らの「まちづくり体験」に基づくもので、参加者一同、ものすごく大きな刺激をいただきました。

ある意味、今回のベンチマーキングツアーのハイライトでした。

■「おもてなしの心」の実践
まず参加者が感動したのは、その心配りでした。
「おもてなしの心=ホスピタリティ」の実践です。

せっかくの勉強会だからと選んで下さった会場が、松本城の「太鼓門」の上です。
→ http://www013.upp.so-net.ne.jp/gauss/matumotj.htm

一種の城内で、雰囲気もバツグンでした。

“ここで学び、気づいたことを自社内に触れる「太鼓」になれ”という啓示だなあと思いました。
そしてテーブルの上には、ほしがき、漬け物、梅干しなどが「お茶菓子」代わりに置いてありました。
何とこれが、77歳になられる小穴さんのお母さまの手作りなのです。一同、“ジーン”と来ました。
そして、何ともおいしいのです。
そして「水」です。

小穴さんが途中、何気なくおっしゃいました。
「皆さんの卓上のお水は、名水“源智の水”です。
→ http://www.sakusen.co.jp/water/genchi.html

どうせお水を出すのならと今朝一番に汲んできたものですが、職員が、小穴所長、お水に入れる氷もやっぱり“源智の水”にしましょうといって、昨日には汲んで、夜の内に氷らせておいてくれました。
職員の自主性がありがたいですね」

臥龍は、心底、感銘しました。「氷」の水がどこの水かは、「氷」には書いていません。

しかしせっかくお越しいただいたのだからと、細部に気遣われる「小穴マインド」の徹底に感動です。
「細部にこだわる」、まさしくディズニーランドレベルです。

■ぶれない指針が大事

「まちづくりの経営方針 職員の仕事は全てまちづくり」

大事にしている菅谷市長語録
・季節を感じて生きる・五感を磨く
・まずは日本を知ることの大切さ
・行動を起こさなければ何も生まれない
・量から質への転換の時代
・自分が生きている意味を考える
・小さなサクセスストーリーを積み重ねて大きな流れに

自分の松本城経営の信条
「松本城は職員や市民にとって最高のステージ」

「満たしているか?」の三つのポイント
1.まちづくり・人づくり(人育て)になる仕事か?
2.継続性のある仕事か?
3.満足度(ゲストと職員の満足度)のある仕事か?

バレーボールから学んだこと
「遊びと勤勉は一緒:やればおもしろいだろうなと思えばやれ」

職員には冗談半分にいっています。
「ゲストの為になることであれば“人殺し以外は何でもやれ!(笑)”」

上記の指針をお聞きしながら、臥龍は二つのことを思いました。

1.市長が昨夜おっしゃった「トップは戦略を語れ、リーダーは戦術に移せ」を見事に 実践されています。
  そのための「市長語録への深い理解」と感じました。

Q.貴社のリーダーたちは、「トップ語録への深い理解」は出来ていますか?

2.指針がシンプルで分かり易い。

小穴さんは、以下のようにおっしゃいました。

『バレーボールにおける「タイムアウト」、則ち、30秒間の作戦タイムでは、細かいごちゃごちゃしたことは伝えれない。
例えば、「おい工藤だぞ」といえば、全員が“浮き足たつな落ち着けということだな”と分かるように、普段から「1をいえば10分かる状態」にしておくことです』

“なるほど30秒か!”と思いました。

何故なら、感動企業を創るには、「ゴールドスタンダード」と呼ばれる「実践型理念」を明確にすることで、10〜25くらいの「1をいえば10分かる指針」を浸透させていくからです。

まったく同じだと思いました。

「マニュアルは、1から10を正確に行うもの、 ゴールドスタンダードは、1を聞いて100の可能性を想起するもの」(臥龍)

指針をお聞きした後、「人は動かないという嘘」と題して、小穴さんとその同志が取り組まれた数々のプロジェクトをご紹介いただきましたが、「できないではなく、できることから始める姿勢」には、本当に共感しました。

よく内の会社の人間、内の職場の人間は動かないというグチをききますが、小穴さんのお話を聞いていると、“それは自分に情熱がないだけじゃないの?”という気にさせられますね。

その根本には、「松本市や松本城は職員や市民にとって最高のステージ」という「愛」が感じられました。

昨夜の市長講話にあった『賢く年を取れば「変容」する。
恩師である日野原先生曰く「潜在能力を知らないで死んでいく人が多い」、「変容」するとは、自らの「潜在能力」との出会い、その感動そのものである』の「変容」がぴったり当てはまる小穴さんに、参加者一同大ファンになって、帰路に就きました。

背後で支えていただいた職員の皆さまにも、大感謝です!

「ありがとう!」